島根県議会自民議連 舞立氏支援で一致 議員個人に判断委ねる

 島根県議会最大会派・自民党議員連盟(五百川純寿会長、16人)が6日、松江市内で総会を開き、夏の参院選鳥取・島根合区選挙区(改選数1)に立候補を予定する自民党現職の舞立昇治参院議員(43)=鳥取選挙区、1期=を支援することで一致した。ただ、保守分裂選挙となった4月の島根県知事選のしこりが残り、党島根県連(竹下亘会長)の決定には従わず、判断は各議員に委ねる。

 知事選は、議連所属県議に加え、野党県議らが支えた丸山達也知事が初当選し、自民党推薦候補の大庭誠司氏が落選した。丸山知事を支えた県議が参院選に向け、どう対応するかに注目が集まっていた。

 総会は非公開で、15人が出席。五百川会長が地域課題を問う知事選と国政の方向性を決める参院選の対応は別との判断などから「舞立氏を支援しない理由がない」と述べた。議員からは「支援する前に県連が知事選の総括をする必要がある」「県連執行部の辞任を求めないといけない」との声が上がった。

 終了後、五百川会長は「県連の下では支援しない。議員個人で判断してもらうということだ」と説明。島根県連が7日に松江市内で党所属県議らでつくる常任総務会を開くことに触れ、「紛糾して(舞立氏支援の)話が飛んでしまう可能性がある」と述べ、支援しない議員が出る可能性も示唆した。

 議連が方向性を示したことを受け、島根県連の福田正明幹事長は「わだかまりはあるかもしれないが、舞立氏支援に異論はないはずだ」と述べた。

 一方、議連所属の9人が島根県連の役職辞任を提出しており、鳥取県連の野坂道明政調会長は「一歩前進したことは間違いないが、問題は中身。島根県連の選対にきちんと入ってもらいたい」と話した。斉木正一幹事長は「応援していただけることはありがたい」とした上で、7日に鳥取市内で開く鳥取県連の選挙対策本部会議で鳥取側の選挙態勢が固まった後に「(県連と議連の)両方に支援のお願いをしなければならない」と述べた。

2019年6月7日 無断転載禁止