イオンに市役所の支所丸ごと移転 熊本・宇城、低コストで便利に

 熊本県宇城市は19日、同市役所小川支所を来年3月に「イオンモール宇城」(同市小川町)に移転すると発表した。市内で最も人が集まる商業施設で「利便性向上が期待できる」としている。市によると、商業施設に支所全体が移転するのは「全国で初めて」という。

 小川支所は2014年、老朽化や耐震強度不足を理由に市の図書館やホールが入る施設に移転したが、利用者から「待合室がなく狭い」「人目が気になって相談しにくい」などの苦情が寄せられていた。

 市の担当者は「近年は建設費が高騰し、建て直すのは困難だった」とし、「撤退店舗の跡地に入ることで、低コストで整備できた」と話している。

共同通信社 2019年6月19日 無断転載禁止