日本遺産石見神楽 僕たちが受け継ぐ! 子ども団体競演に喝采

演目「道返し」で迫力ある舞を見せる石見神楽亀山社中の団員
 浜田市内の子ども神楽団体が競演する「いわみ子供神楽フェスタ」が23日、島根県浜田市港町の市立原井小学校であった。12団体の小学生から高校生までが、日本遺産に認定された石見の神楽を華やかに舞い、詰め掛けた約500人を魅了した。

 フェスタは、石見神楽の後継者育成や地域の交流促進につなげようと、旧浜田市内の神楽関係者でつくる「どんちっちサポートIWAMI」が毎年開催している。

 佐野子供神楽社中は、小学4年生と6年生の4人が演目「塵輪(じんりん)」を上演。黒雲を操りながら空を自在に飛んで人々を苦しめる悪鬼(あっき)や、弓と矢で立ち向かう仲哀(ちゅうあい)天皇などを迫力の舞で演じた。

 石見神楽亀山社中は、高校生2人が「道返(ちがえ)し」を熱演した。大悪鬼(だいあっき)が客席から現れる趣向を凝らし、剣を手にした武甕槌命(たけみかづちのみこと)がこらしめると喝采を浴びた。

 有福子供神楽社中は人気演目の「天神」を、後野神楽社中の子どもたちは清めの意味がある儀式舞「塩祓(はら)い」を披露した。

 石見神楽を堪能した浜田市笠柄町の会社員、中芝達也さん(19)は「大人に負けないくらいの舞が見られた」と話した。

2019年6月24日 無断転載禁止

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