色鮮やか ぼくらの陶壁画 美郷・大和小 校舎廊下飾る

橋本白道さん(左から2人目)と一緒に、完成した陶壁画を見る児童
 大和小学校(島根県美郷町都賀西)の美術クラブの児童が、動物や太陽などをモチーフにした色彩豊かな陶壁画を制作した。地元で活動している陶芸家が企画し、住民有志と、来町した外国人の助力を得た。3枚セット(各縦約70センチ、横約100センチ)が仕上がり、同校2階の廊下に展示。児童の労作が、学校の雰囲気を明るくしている。

 児童による陶壁画の制作は、美郷町上野の「陶芸工房くじら」を営む陶芸家橋本白道さん(69)が発案し、町の助成を受けて実施。美術クラブ(当時メンバー9人)が2018年9月から取り組んだ。

 地元の住民団体「ペンギンクラブ」のメンバーと、橋本さんが同工房に受け入れたリトアニア出身のグラフィック作家やブラジル出身の彫刻作家らが作業をサポート。児童たちは熱心に制作に打ち込み、同11月に出来上がった。

 一方、橋本さんは、せっかく児童たちが作り上げた陶壁画を長く展示するためには、約半年後の状態を確かめることが必要と判断。今春、南米各地で開催した陶芸ワークショップを終えて帰国後、陶壁画の状態が良好なことから、最終的な完成を確認した。

 橋本さんは「児童たちが大きくなり、将来、孫を連れて見に来て、制作時のことなどを話してくれたらうれしい」と目を細め、6年の玉岡萌衣さん(12)は「釉薬で絵を描くのは難しかったが、多くの人たちと一緒に作ることができて楽しかった」と笑顔で話した。

2019年6月28日 無断転載禁止

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