首相、大統領の同盟批判たださず 日米首脳会談で

 会談でトランプ米大統領(左)と握手する安倍首相=28日午前、大阪市(ロイター=共同)

 安倍晋三首相は28日、トランプ米大統領と大阪市内で会談した。日米安全保障条約を片務的だと批判したトランプ米大統領の発言には触れなかった。同盟における日本側の役割は不十分だと繰り返し主張するトランプ氏に再考を促せば、反発を招くと判断したとみられる。首相は会談で、日本人拉致問題の進展につながる日朝首脳会談への協力を改めて要請した。

 トランプ氏の発言について、日本政府は「額面通りに受け取れない不規則な発言」(外務省幹部)と位置付け、取り上げない方針。2017年の日米共同声明で両首脳は同盟の重要性を正式に確認していると説明し、懸念解消に努める構えだ。

共同通信社 2019年6月28日 無断転載禁止