石見・石西 「若者の政治離れと社会運動」

富永 京子氏
 政治・社会に関心を持ち、投票所へ足を運ぼう!

 講 師 立命館大産業社会学部准教授 富永 京子氏

 演 題 「若者の政治離れと社会運動」

 山陰中央新報社の「石見政経懇話会」「石西政経懇話会」は、2019年8月5日(月)6日(火)に定例会を開催します。今回は立命館大学産業社会学部准教授で、社会学者の富永京子さんを講師に迎え『若者の政治離れと社会運動』と題してお話しいただきます。

 2016年に選挙権年齢が18歳に引き下げられ、若者の積極的な政治参加が期待されています。これにより若者の意見が一層反映されやすい環境にはなったものの、選挙のたびに若年層の政治離れという言葉を耳にします。

 内閣府が主要国の18歳~29歳を対象に行った「若者の意識に関する調査」によりますと、「あなたは自国の政治にどのぐらい関心がありますか」という質問に対し、「関心がある」と答えたのは、ドイツの69%をトップに韓国62%、米国60%と続き、日本は50%。「非常に関心がある」に絞ると独23%、米22%、日本9%。さらに「社会に関わっていたい」は独76%、米64%に対し、日本は44%となっています。

 こうしてみると、日本の若者は諸外国と比べて政治や社会の問題に関わろうとする積極性が低いことがうかがえます。そしてこの政治・社会への無関心さが、各種選挙における若年層の投票率の低さに繋がっているのではないでしょうか。若者の政治離れを食い止め、社会への関心を高める施策が急務と思われます。一方、社会運動と一口に言ってもその内容は様々で、かつては労働運動や社会主義運動が典型でしたが、環境、反戦・平和、女性やマイノリティー、住民・消費者運動も増えています。

 講師に迎える富永さんは、若くして大学准教授を務める社会学者で、主に社会運動や政治活動について私たちの生活領域からアプローチする研究を続けています。講演では他に女性の社会進出の現状、家庭を持ちながらどうキャリア形成をしていくかという普遍的なテーマについてもお話しいただく予定です。ご期待下さい。


<富永 京子氏のプロフィール>

講師略歴 1986年生まれ、札幌市出身。北海道大経済学部を卒業後、東京大大学院人文社会系研究科修士・博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、チューリッヒ大外部研究員、旭川医科大非常勤講師、台湾国立東華大客員副教授などを経て、2015年から現職。「社会運動のサブカルチャー化」など著書・論文多数。

     (本会は会員制です)

■政経懇話会のページへ↓

https://www.sanin-chuo.co.jp/seikeikon/index.html

2019年7月3日 無断転載禁止

    • マイベストプロ
    • マイベストプロ島根 マイベストプロ鳥取マイベストプロ