サンマが1キロ2万円超、北海道 沿岸の流し網漁、釧路港で水揚げ

 水揚げされたサンマ=10日未明、北海道釧路市

 北海道東部沿岸の太平洋でサンマ流し網漁が始まり、釧路港で10日早朝、全国に先駆けて水揚げがあった。小型船2隻が計約48キロを水揚げし、卸売市場での競りで1キロ2万1060円の値が付いた。過去最高だった昨年の3万5640円より4割ほど安かった。

 昨年までは、沿岸の流し網漁で取れたサンマが7月から初物として流通していたが、不漁を背景に今年から通年操業が解禁され、北太平洋の公海での棒受け網漁で取れたサンマが5月から流通。沿岸サンマの値下がりが懸念されていた。

 日本の排他的経済水域(EEZ)などで棒受け網漁をする秋のサンマ漁は、例年通り8月上旬から始まる。

共同通信社 2019年7月10日 無断転載禁止