祇園祭「鉾建て」始まる 巡行控え、伝統の技駆使

 京都・祇園祭前半の山鉾巡行を前に始まった「鉾建て」=10日午前

 京都・祇園祭前半の見せ場となる前祭の「山鉾巡行」を1週間後に控え、伝統技法を駆使して巨大な鉾を組み立てる「鉾建て」が10日、京都市中心部の四条通周辺で始まった。

 この日は、巡行の先頭を行く長刀鉾のほか、函谷鉾、月鉾、鶏鉾、菊水鉾の5基で作業。函谷鉾では、職人がくぎを使わず縄だけで部材を固定する「縄がらみ」の手法で、木づちの音を響かせながら手際よく組み立てていった。完成すると高さ約24メートル、重さ約12トンにもなるという。

 14日までに23基の山鉾が完成し、17日に巡行を迎える。後祭の10基は18~21日に組み立てる。

共同通信社 2019年7月10日 無断転載禁止