新任教諭の自殺で賠償命令、福井 6500万円、父親が訴え

 福井県若狭町立中学の新任教諭だった嶋田友生さん=当時(27)=が自殺したのは、長時間勤務や負担の大きい勤務状況を認識しながら校長らが適切な措置を取らなかったのが原因として、父親の富士男さん(59)が県と町に約1億130万円の損害賠償を求めた訴訟で、福井地裁(武宮英子裁判長)は10日、約6500万円の賠償を命じる判決を言い渡した。

 訴状などによると、嶋田さんは2014年に同中学に着任し、1年生の担任や野球部の副顧問などを担当。恒常的な時間外勤務を余儀なくされ、160時間を超える月もあった。

 授業の準備や生徒のトラブル対応などに追われ、土日も出勤していた。

共同通信社 2019年7月10日 無断転載禁止