女子ログ 障子がある暮らし

 わが家は今どき珍しく、カーテンよりも障子が多い家だ。

 障子の開け閉めの加減で、部屋の明るさの変化や、窓から丸見えになるかがくっきりと別れる。住み始めた頃、カーテン暮らしに慣れていた私は少し戸惑ったが、障子はカーテンよりも風通りを防いでくれるよ、と友人が教えてくれた。確かに冬の時期には寒い隙間風を防いでくれるし、夏の夜風が寒いときには、障子を少し閉めると風も調整できる。

 そんな障子暮らしの中、飼っている猫が窓に出たがって、障子をビリビリと破るのでたまらない。破られたら一度剥がしてのりで紙を張らないといけないので手間もかかる。

 猫があまり障子を破らなくなったと思ったら、今度は生まれた子どもが成長すると楽しそうに障子を破ってしまう。やめてくれ!と止めるときには、もう障子は無残な姿となっていた。あまりにも頻繁に破るので、ホームセンターで破れにくい障子を購入し、張り替えることにした。

 それに加え、無地の味気ない障子に金色の筆ペンで猫のイラストを描いてみた。すると、子どもも「ニャンニャン!」と喜ぶようになり、障子をつつくことも減った。

 手入れには少し手間はかかるが、日本に昔から伝わる障子がある暮らしもなかなか味があっていいものだ。

(鳥取県大山町・茶ノ丸)

2019年7月10日 無断転載禁止