挿管外れた原因分からず、山梨 入所者死亡で調査委が報告書

 記者会見で事故調査委の報告内容を発表する、山梨県立あけぼの医療福祉センターの畠山和男センター長(中央)ら=12日、山梨県庁

 山梨県立あけぼの医療福祉センター(同県韮崎市)で昨年12月、気道確保のため気管に挿入されたチューブが外れ、ほぼ寝たきりの入所者が死亡した問題を巡り、同センターは12日「原因の解明に至らなかった」とする事故調査委員会の報告書を発表した。

 調査委はセンター関係者5人に、いずれも外部の医師、看護師、弁護士を加えた計8人で構成。遺族は調査結果に対し、代理人を通じて「十分に納得できない」と回答したという。

 報告書によると、第三者による故意や、チューブを首に固定するホルダーの粘着力低下などについて検討したが、現場の状況などから、いずれも可能性は低いと結論付けた。

共同通信社 2019年7月12日 無断転載禁止