岩手県警釜石署、施設の再建完了 津波被災で移転新設

 移転新設された岩手県警釜石署=16日午前

 東日本大震災の津波で全壊した岩手県警釜石署が16日、3キロほど内陸に移転新設した庁舎で業務を開始した。同署では住民の避難誘導などをしていた署員3人が殉職。被災後は仮設庁舎で業務を続けてきた。岩手県では警察署や駐在所など21の警察施設が津波で被災したが、統廃合なども含め全ての再建が完了した。

 庁舎は鉄筋コンクリート4階建て(一部2階建て)で、延べ床面積は約5600平方メートル。用地取得や地盤改良に時間がかかり、震災から8年3カ月が経過した今年6月に完成した。事業費は約39億5千万円。

共同通信社 2019年7月16日 無断転載禁止