海洋堂展開幕 多彩造形3000点 江津・今井美術館

精巧に作られたゴジラのフィギュアに見入る来場者
 精巧なフィギュア制作で世界的に高い評価を受ける海洋堂(本社・大阪府門真市)の作品を一堂に集めた「海洋堂フィギュア展」(今井美術館、山陰中央新報社主催)が20日、島根県江津市桜江町川戸の今井美術館で開幕した。人気アニメのキャラクターをはじめ、動物や文化財など多彩な分野の計約3千点が並び、来場者が、精緻で躍動感あふれる作品を熱心に鑑賞している。8月25日まで。

 海洋堂は1964年に模型店として創業し、オリジナルのフィギュアを制作する世界的メーカーに成長した。会場では、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」や「北斗の拳」のキャラクターのほか、ゴジラやウルトラマン、恐竜、博物館の依頼で作った仏像などのフィギュアを展示。お菓子のおまけで付く「食玩」もあり、手のひらサイズの戦車や動物などが多数並ぶ。

 初日は海洋堂の創業者、宮脇修氏(91)のギャラリートークがあり、「わしがやらねば誰がやる」を座右の銘に、一模型店だった同社を世界的なフィギュア造形集団へと発展させた軌跡を紹介。黎明(れいめい)期に入社し、原型制作を担った、かたやまひろし氏(51)=大田市在住=も加わり、若者たちが前例のない事業に挑んだ自由闊達(かったつ)な社風を回想した。

 浜田市日脚町の前原智さん(51)は「学生時代に見た漫画のキャラクターを精巧に再現した作品があり、興味深かった」と話した。

 開館時間は午前10時~午後4時(8月13~15日は休館)。入場料は一般800円、学生400円、小学生未満は無料。7月21、28日、8月4、18日は午後1時半から同3時半まで、恐竜の模型に色づけするワークショップがある。

2019年7月21日 無断転載禁止

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