江津の風景楽曲に込め 世界を旅した音楽家・佐伯さん

アラブの打楽器「ダルブカ」を手に、古里への思いを語る佐伯モリヤスさん
 江津市嘉久志町出身の音楽家、佐伯モリヤスさん=東京都在住=が、古里の風景をテーマにしたオリジナル楽曲を披露する演奏会を3日に同市内で開く。世界を旅しながら音楽を奏でてきた佐伯さんは、年を追うごとに望郷の念が募るといい、「古里の人たちにぜひ聴いてもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 4歳で電子オルガンを始めた佐伯さんは、地元の高校から東京都内の音楽学校に進学。卒業後は、パイプオルガンを小型化したハモンドオルガンや打楽器の奏者としてコンサートに出演したり、音楽教室を主宰したりと幅広く活躍している。2005~08年はモロッコへ音楽修行に出掛けたほか、スペインやインド、エジプトでも現地の奏者から民俗楽器を習得。直近の18年にはCDアルバムの制作に合わせてチュニジアに滞在し、腕を磨いた。

 3日に、ゆめタウン江津(江津市嘉久志町)で午後2時半と同3時半から2回開くコンサートでは、幼い頃に何度も見た波子海岸(同市波子町)の夕日をモチーフにしたハモンドオルガンの楽曲「夕日への滑走」をはじめ、指先や手のひらを使ってさまざまな音色をたたき分けるアラブの打楽器「ダルブカ」の曲を奏でる予定にしている。

 佐伯さんは「世界を旅しながら、古里はかけがえのない場所だと痛感している。古里にちなんだ曲を多く作り、定期的な演奏会も開いていきたい」と思いを語った。

2019年8月1日 無断転載禁止

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