五輪の安全守れ、東京港で訓練 海上保安庁、関係機関と連携

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、行われた海上保安庁などの訓練。海上に大量の油が流出したとの想定で、油を回収したり放水で分散させたりする手順も確認された=5日午後、東京港

 海上保安庁は5日、開幕まで約1年となった2020年東京五輪・パラリンピックに向け、対応力を強化しようと、東京港で警視庁や東京消防庁などと合同で訓練した。東京港周辺の臨海部には、競技会場や選手村が配置されるため、スムーズな連携を進める狙い。

 訓練では、「航行自粛海域」に設定された場所に接近してきた小型船舶を海保のゴムボートと警視庁の警備艇が協力して追跡。水上バス船内では男がナイフを持って暴れたため、乗客を避難誘導して、男を確保した。

 さらに海上に大量の油が流出し大会運営に影響が出る可能性があるとの想定で、回収したり放水で油を分散させたりする手順も確認した。

共同通信社 2019年8月5日 無断転載禁止