南部九州総体 出雲北陵 なぎなた女子個人 決勝T2回戦で涙

【なぎなた個人試合決勝トーナメント2回戦】面を放つ出雲北陵の森本あか音(左)=沖縄県立武道館
 南部九州総体(インターハイ)第17日は12日、なぎなた、柔道、セーリングの3競技があった。なぎなた個人試合の森本あか音(出雲北陵)は決勝トーナメント2回戦で敗れ、8強入りを逃した。

 柔道は女子個人48キロ級で西村亜矢(明誠)が1回戦を一本勝ちし、山陰両県勢で唯一の勝利を挙げた。春の全国選手権同57キロ級で5位の藤原遥果(平田)は初戦の2回戦で敗れた。セーリングは和歌山市で競技が始まった。

 大声援と気迫に押される

 なぎなた女子個人試合で2年生の森本あか音(出雲北陵)は地元・沖縄の選手に2本負け。大声援を背に積極的に攻め込む相手のうまさに圧倒され、「完敗でした」と目を赤く腫らした。

 相手とは県外遠征で何度も対戦経験があり、「後方へ下がりながらのスネ」を警戒した。加えて、「やりにくい」(森本)というほど相手に寄せられる大きな声援が、戦いにくさに拍車を掛けた。

 開始40秒、注意していたスネを決められた。残り2分余りで反撃を試みるが、守りがうまく、距離を詰められ、自由に打たせてもらえない。残り20秒、再開直後に飛び込み面を打ち込まれた。

 「相手の気迫、圧力を感じた」と森本。地元で負けられない重圧を背負った地元選手を見て、井上美代監督は「沖縄の子には『やらなきゃいけない』という覚悟があった」と話し、期待が大きい森本に奮起を促した。

 秋には団体で争う国体があり、来年は最終学年となる。悲願の日本一へ、森本は「最後までやり抜く」と技術面、精神面を高めていく覚悟を口にした。

2019年8月14日 無断転載禁止