「月の石」比べてみよう 大田・サヒメル 特別企画展

追加展示が始まったアポロ16号が持ち帰った月の石(手前)。右後方がアポロ15号により採取された石
 「月」をテーマに県立三瓶自然館サヒメル(島根県大田市三瓶町)で開かれている特別企画展で21日、中国地方で初めて二つの「月の石」の同時展示が始まった。新たに米国宇宙船アポロ16号が1972年に持ち帰ったものが、アポロ15号によって71年に採取されたものに加わり、最終日の9月29日まで隣合わせで観賞できる。

 16号の石は縦横約5センチの大きさで、約130グラム。15号の石(約100グラム)より一回り大きい。宇宙開発の啓発などに取り組む一般財団法人日本宇宙フォーラム(東京都)の伏見一也広報普及事業部次長(53)が来館し、二つが対比できるようガラスケースを並べた。

 16号の石は白く、15号の石は黒色。色の違いについて、伏見氏は、形成年代が16号の石は11億年古く、含有成分に違いがあるためと来館者に説明し「月や宇宙の壮大な歴史や魅力を、石を通して感じ取ってほしい」と呼び掛けた。

 企画展は、サヒメルと「しまね自然と環境財団」が主催、日本宇宙フォーラム、山陰中央新報社などが共催。入館料は大人千円、小中高生200円。9月3、10、17、24日は休館。

2019年8月22日 無断転載禁止

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