矢上高・神楽愛好会 初の特別公演開催へ 稽古に熱

初の特別公演に向けて練習に励む矢上高校神楽愛好会のメンバー
 矢上高校(島根県邑南町矢上)の神楽愛好会が24日、邑南町矢上の矢上交流センターで初めての特別公演を行う。1年生から3年生までメンバー16人が、日ごろ活動を支える地元関係者への感謝の気持ちを込めた舞いで、それぞれの成長を披露。本番が近づき、稽古に力が入っている。

 愛好会は2014年結成で、陸上部、野球部などとの掛け持ちメンバーが多い。6~8月を中心に放課後や部活動後に自主的に集まり互いに指導しながら腕を磨き、それぞれ地元の神楽団、保存会などでも練習。衣装や道具は町内の神楽団から借りるなどして活動を続けている。

 上演の機会は、広島県安芸高田市である「高校生の神楽甲子園」(7月末)と学園祭(8月末)の2回しかなく、昨年は、台風の影響で神楽甲子園に出場できなかった代わりに初めて臨時公演を開催。達成感や来場者の「また見たい」との声を受け、今年から三つ目の発表の場として特別公演の開催を決めた。

 上演するのは5演目。このうち「伊吹山」はテンポの速い八調子の新舞で、きらびやかな衣装と息の合った舞が見どころで、愛好会OBが所属する大塚神楽団(広島県北広島町)の演目をモデルに自分たちで構成し直し、2月から練習を重ねてきた。

 伊吹山でヤマトタケルノミコトを演じる、リーダーの的場真那斗さん(18)=3年=は「お世話になっている人へ感謝の気持ちを込めて舞う。成長したところを見てほしい」と意気込み、来場を呼び掛けている。

 24日午前10時開演。衣装で協力を受けている町内のすぎ尾神楽団と出羽神楽団も出演する。入場無料。

2019年8月22日 無断転載禁止

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