松江出身伊達さんと長谷川さん 新聞広告賞優秀賞に選ばれる

新聞広告賞の優秀賞に選ばれたエードットの広告
 松江東高の後輩へ-。新聞広告賞の優秀賞に選ばれた、広告・プロモーションのベンチャー企業・エードット(東京都)。ともに松江出身で、社長の伊達晃洋さん(34)と、子会社「噂」のコピーライター・長谷川哲士さん(35)が東京証券取引所の新興市場「マザーズ」への上場に合わせ、母校の生徒にメッセージを贈った。地元の友人や恩師から相次いで連絡が入るなど反響は大きく、2人は「賞に選ばれたことはうれしく、島根でもさらに活動の幅を広げたい」と喜んだ。

 「クラスメイトとは、仲良くしといたほうがいいとおもう」

 3月29日の山陰中央新報に掲載した広告は、文字のみのシンプルな構成にして、率直な思いを込めた。文案を考えた長谷川さんは「母校への手紙のようだった」と意図を振り返る。

 「進学せずに夢を追いかけ、フリーターになっても、仲良くしたほうがいい」「進学して就職したのち、無職になっても、仲良くしたほうがいい」

 いずれも2人の実体験や関係性を基に語りかけた。

 「だって、高校の友だちは、一生の友だちになるかもしれないから」

 2人は松江東高校の同級生。卒業後、伊達さんは広告業界に進んで2012年にエードットを立ち上げ、後にコピーライターとして活躍していた長谷川さんが加わった。

 会員制交流サイト(SNS)を駆使したマーケティングを武器に業績は年々拡大し、18年6月期の売り上げが14億円を突破。社員は約100人で、18年には松江市内に島根支社も設けた。上場を報告した新聞広告でも「ゴールではなくスタートです。ぼくらのアドベンチャーは、まだまだ続きます」と、さらなる事業拡大へ向けて決意を表した。

 反響は予想以上で、同級生や恩師、松江東高からも連絡が入り、長谷川さんは「本当に手紙のようになった」と満足そうに語り、伊達さんも「東京で頑張っていることを伝えたかった。山陰でもさまざまなことに挑戦したい」と声を弾ませた。

2019年9月6日 無断転載禁止

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