擬人化した鳥取県が主人公の漫画「四十七大戦」とコラボ

コラボカフェのメニュー紹介するチラシ(c)一二三
 擬人化した鳥取県が主人公の人気漫画「四十七大戦」を活用した取り組みが熱を帯びている。県は観光PRにつなげようと、作中に登場する名所を紹介した「聖地巡礼マップ」を作成し、山陰両県で書店を展開する今井書店(松江市殿町)は10月に店舗内で登場キャラクターをイメージした創作料理を提供する「コラボカフェ」を期間限定で開店。ファンの呼び込みを狙う。

 作品は、都道府県の守り神として擬人化した鳥取県が新しい首都を目指し、他県と人口争奪戦を繰り広げる物語。2016年夏の連載開始後、インターネット上の漫画作品を対象にした「WEBマンガ総選挙2018」で1位(ノミネート50作品中)に輝いた。今秋には舞台作品も上演する。

 県はマップを3万部作成。国立公園・大山や鳥取砂丘、倉吉市のフィギュア博物館などを作中のこまとともに紹介し、松葉ガニ、二十世紀梨といった特産品も掲載した。

 主要キャラクターのイラストもふんだんに使い、ファングッズとして人気を呼びそうだ。縦25.7センチ、横48.8センチサイズのフルカラーで、まんが王国官房など県関係施設6カ所で無料配布し、26日から東京都内のアンテナショップでも配る。

 同官房の野村芳幸課長補佐は「県外の人に県へ足を運んでもらうきっかけにしたい」と期待を寄せる。

 今井書店のコラボカフェでは、県オリジナルの赤梨「新甘泉(しんかんせん)」を使ったスムージー、大山乳業農業協同組合(琴浦町保)の白バラ牛乳を使ったロールケーキに作中のマスコット・スタベちゃんの顔を描いた1品、松葉ガニの形に盛った米にカレーと砂丘らっきょうを載せた「鳥取でカニをトットリカレー」などを考案した。

 田和山店(松江市田和山町)、錦町店(米子市錦町3丁目)など山陰両県4店で10月22日~11月4日に提供する。

 今井書店経営企画本部の藤本美保イベントチームリーダーは「メニューは地元産食材と味にこだわっている。作品の世界観を体感してほしい」と話した。

2019年9月25日 無断転載禁止

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