女子ログ いくら包もうか

 お祝い事やお悔やみのマナーやしきたりが分からなくて困ることが、降って湧いたかのようにたまにある。親と同居しているときは、すぐに聞けたので良かったが、離れて暮らしていると、適当な相談相手がいない。

 最近ののし袋はあらかじめ「御祝」「御香典」「御見舞」などと書いてあるので、きれいな字が書けない私のような者にとってはとてもありがたい。でもいくら入れようかなんて情報は、のし袋にはついていない。「いくらぐらい入れれば失礼がないのだろうか」と悩んでしまう。

 その土地の相場みたいなものもあるんだろうし、お付き合いの度合いなんかも関係するんだろう。実家ならとりあえず親に聞けばいい。前に香典で悩んだとき、父が「あんまり張り込むもんじゃない」とアドバイスしてくれて、なるほどと思ったことがある。年上の意見は本当に大事だ。

 昔、お世話になった人が急に入院され、驚いた私はすぐにお見舞いに行った。そのことを70代の知人に話したのだが「そういうときは、病状が落ち着いてからの方が、相手にも負担がかからずいいんだよ」と優しくたしなめてくれた。一瞬冷や汗をかいたが、こんな情報はネットで検索してもなかなか出てこない。人と直接つながっているからこそだ。

(松江市出身・ココモ)

2019年10月19日 無断転載禁止