3代目「聖地」、環境に調和 新国立完成、年間維持費24億円

 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとして完成した新国立競技場。日本のスポーツの「聖地」として3代目となる。奥中央に見えるのは東京スカイツリー=30日午後(共同通信社ヘリから)

 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場が30日、完成した。日本のスポーツの「聖地」として3代目となる。木材を効果的に使った「杜のスタジアム」をコンセプトに、明治神宮外苑の環境との調和に配慮した。年間維持費は24億円を見込んでおり、「負の遺産」にならないためには大会後の利用計画が鍵を握る。

 新国立競技場は日本初の本格的な陸上競技場として1924年に建設された明治神宮外苑競技場、64年五輪の舞台となった旧国立競技場の流れを引き継ぐ。神宮外苑は野球場やラグビー場、テニスコートなどが集まり、緑豊かな環境が多くの人に親しまれてきた。

共同通信社 2019年11月30日 無断転載禁止