女子ログ お好み焼き

 場所によって違うんだろうけれども、店で食べるお好み焼きって客が自分で焼くとの、店の人が焼いてくれるのを食べるのと2通りだ。

 よく行く関西風の店は客が焼くのが流儀。生地や具材が入った器を自分でしっかりかき混ぜ、油を引いた鉄板に落として、こてで円形に形を整える。

 自分で焼くのが面倒くさい人は店の人に言えば焼いてもらえるんだろうけど、今までそんなことをしたことがない。生地と具材がなじむようカチャカチャ音を立てながら懸命に混ぜ、「そろそろいいかなあ」と焼け具合を見極めて、エイヤッとひっくり返す。「参加型」というか、「自分で作る」感が楽しいのだ。

 ただ、店の人に作ってもらうのも捨て難い。典型的なのは広島風。キャベツやそばを山盛りにしてじっくり火を通すやり方は、素人には難しそうだ。「参加型」の楽しさはないけれど、その分、店の人の腕前を存分に堪能する。

 広島に行ったときは、できるだけスケジュールに余裕を持たせて、評判の店に行ってみる。いつも行列ができていて、なかなか店内に入れない。でも「並ぶだけの価値があるんだから」と自分に言い聞かせて最後尾に回っている。

   (松江市・シュリンプ)

2019年12月1日 無断転載禁止