プールで泳ぎながら書道鑑賞 浜田で一風変わった展示

書道の大作が並ぶ屋内プールを利用する児童たち
 プールで泳ぎながら書道鑑賞を楽しむという一風変わった展示が、浜田市三隅町古市場のスポーツ施設「アクアみすみ」で開かれている。書道パフォーマンスで同町の特産品「石州和紙」に書いた作品8点を展示。迫力ある作品を見上げながらの水泳に利用者からは「すごい」といった驚きの声が上がっている。

 展示は、水が大事な石州和紙とプールを併せてPRしようと、バルセロナとアトランタの両五輪に出場経験があり、同施設でイベントアドバイザーを務める千葉すずさん(44)が発案した。

 プール脇には、浜田高校や県立大書道部の生徒、学生などが書道パフォーマンスで作り上げた横5メートル、縦4メートルの力作を展示。浜田高校書道部が2015年の浜田市合併10年の節目に書いた作品は青や緑、黄色の色合いが目を引き、「青く輝く海」「緑豊かな山」など市の魅力が力強くしたためられている。このほか、三隅地方の方言「ひゃこってみんさい」などを取り入れた作品もあり、来場者が水泳とともに、学生たちの躍動感あふれる書を楽しんでいる。

 授業の一環としてプールでカヌーをしていた原井小学校4年の佐藤楓夏(ふうか)さん(10)は「プールに書道があって驚いた。作品に気合が入っているように感じた」と話した。

 展示は12月28日まで。月曜休館。プール利用は有料だが、職員に申し出れば無料で鑑賞できる。

2019年12月2日 無断転載禁止