米子北初戦敗退 青森山田に0-6 全国高校サッカー

 第98回全国高校サッカー選手権第3日は2日、さいたま市のNACK5スタジアム大宮などで2回戦16試合が行われ、10年連続15度目出場の米子北は前回大会優勝の青森山田に0-6で屈し、初戦敗退となった。

 過去5度優勝の市船橋(千葉)は日章学園(宮崎)に、前回大会4強の尚志(福島)は徳島市立にそれぞれPK戦で敗れた。

 日大藤沢(神奈川)は広島皆実を3-1で下し、四日市中央工(三重)は松本国際(長野)に2-1で逆転勝ち。初出場の今治東中教校(愛媛)は山形中央を破り、国学院久我山(東京B)や静岡学園、富山第一なども3回戦に進んだ。

 隙生まれ後半大量失点

 前半を終わって0-1。優勝候補相手にシュート数は同じ3本。勝てるかもしれない-。米子北に生まれた隙が致命傷になった。後半は開始直後の失点を皮切りに大量点を奪われ、力を見せつけられた。

 年間を通じ20種類近いトレーニングをこなし、個を鍛えてきた。城市徳之総監督が「走力は8強入りした2年前より上」と評したように、接戦になれば後半のスタミナ勝負には自信があった。

 しかし、後半1分の失点がリズムを狂わせる。リスクを背負い果敢に攻めたところでカウンターを食らい、遠のいていく勝利。主将のDF田中秀磨は「いけると思っていただけに追加点を奪われて慌てた。最後まで気持ちを切り替えられなかった」と浮足立った後半の戦いを悔やんだ。

 J1大分トリニータ入団が内定しているDF高橋祐翔も「2点、3点と奪われた時こそ、もっとチームを引っ張らないといけなかった」と唇をかんだ。

 王者の壁は高かった。中村真吾監督は「勝つためにはもっと粘り強さが必要。青森山田との差を埋めていきたい」と一層のレベルアップを誓った。

2020年1月3日 無断転載禁止