大阪医大の元講師を逮捕 無許可で再生医療の疑い

 大阪府高槻市の大阪医大 大阪府警本部に入る伊井正明容疑者(中央)=15日午前9時 伊井正明容疑者(本人のフェイスブックから)

 国の許可が無い施設で、再生医療を目的に脂肪幹細胞を培養したとして、大阪府警は15日、再生医療安全性確保法違反の疑いで大阪医大(大阪府高槻市)元講師の医師伊井正明容疑者(52)と、製薬会社元従業員の男(62)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。府警は伊井容疑者が自身の研究成果を人体で試そうとした可能性があるとみて調べる。

 捜査関係者によると、2人は共謀して2019年春ごろ、厚生労働相の許可を得ていない大学の研究施設で、再生医療目的で患者の脂肪幹細胞を採取、培養した疑いが持たれている。

 府警はこれまで大阪医大や共同研究予定の製薬会社などを家宅捜索した。

共同通信社 2020年1月15日 無断転載禁止