浜田、江津、益田25カ寺 御朱印&スタンプラリー

「御朱印&スタンプラリー」の参加を呼び掛ける柳楽一学住職(左)ら
 浜田開府400年記念事業と銘打ち、浜田、江津、益田3市の25カ寺が、地域の寺院としては珍しい御朱印やスタンプを作り、観光客を含む参拝者の「御朱印&スタンプラリー」の受け入れを始めた。県西部の観光振興につなげようと宗派を超えて連携し、それぞれの寺で個性のあるデザインの御朱印とスタンプを用意。県内外からの多くの参拝につなげようと期待している。3月末まで。

 1910年の浜田藩の300年記念法要は浜田市真光町の宝珠院で行われており、400年の節目も仏教界でもり立ててほしいと、郷土史家の岩町功さん(90)=浜田市殿町=が依頼したのがきっかけ。浜田市金城町久佐の隆興寺住職柳楽一学さん(64)が市内だけでは広がりを欠くとして江津、益田両市でも呼び掛け、浜田22寺、江津2寺、益田1寺の参加が決まった。

 住職不在時でも参拝記念として残せるよう、あらかじめ格言、梵語(ぼんご)、経などを書き込み、寺の印とともに「開府四百年」の記念印を押したはがき大のシールを作り、それぞれ境内に設置。3月末までの期間中、全ての寺と浜田藩ゆかりの史跡を巡る団体旅行も計画している。

 地域の人口減少とともに各寺の檀家(だんか)も減る中、これまで縁のなかった人にも寺に足を運んでもらい、それぞれの歴史や文化の違いなどに触れてもらいたい考えで、柳楽さんは「寺は癒やしの空間で、さまざまな発見がある。ぜひお参りしてほしい」と呼び掛けている。

 御朱印、スタンプの押印は、25カ寺でそれぞれさい銭300円が必要。問い合わせは柳楽さん、電話090(2383)2612。

2020年1月19日 無断転載禁止