センバツ出場、壁画で応援 選手と校歌描き、必勝祈る

園山幹生さん(手前)の指導で壁画を仕上げる利用者
 平田高校(島根県出雲市平田町)の第92回選抜高校野球大会出場を祝う壁画が14日、完成した。芸術活動を通じて障害者の自立支援を手掛けるNPO法人サポートセンターどりーむ(同市東福町)の利用者と、平田高卒業生の画家園山幹生さん(71)=さいたま市在住=が共同制作した。「雲州HIRATA魂」の文字とともに躍動感あふれる選手の姿、校歌を記した渾身の作品となっている。

 壁画は縦1.5メートル、横3メートル。出雲市平田町にある個人運営の文化活動拠点「芸術堂アール・ムシケ・ワカミー」の駐輪場に描いた。

 12日に作業を開始し、下絵は全国公募展で入賞歴がある利用者の三原俊弘さん(47)=出雲市湖陵町板津=が担当。園山さんが校歌の歌詞を書き込んだ。14日は2人のほか、別の利用者3人が加わり、丁寧に色付けして完成させた。

 三原さんは「選手の皆さんには、魂を燃やして頑張ってほしい」とエール。園山さんは「首都圏在住の関係者も盛り上がっている。自分も現地で応援したい」と述べた。

 立ち会った平田高校卒業生会「暁星会」の山下壮一会長(75)は「愛校心にあふれた素晴らしい出来栄え。部員たちにも壁画を見るよう伝えたい」と感謝した。

 平田は21世紀枠で出場。大会は3月13日に組み合わせ抽選会があり、19日に開幕する。

2020年2月15日 無断転載禁止