新幹線700系のラストラン中止 新型コロナ感染防止へJR東海

 「ありがとう」などと書かれたステッカーを装飾して走行する、東海道新幹線の「700系」車両=2月(JR東海提供)

 JR東海は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、8日に予定していた東海道新幹線での「700系車両」のラストランを取りやめると明らかにした。東京発新大阪行き臨時「のぞみ315号」の運行がなくなり、乗務員への花束贈呈など東京駅と新大阪駅での引退式典、途中駅での社員による見送りも実施しない。

 700系は1999年3月デビュー。先頭部分の形状から「カモノハシ」の愛称で親しまれた。ラストランの取りやめで、1日に引退記念の特典付き列車として走った新大阪発東京行きが最後の運行になった。

 JR東海は、車体に「ありがとう」の文字を入れた車両を運行していた。

共同通信社 2020年3月2日 無断転載禁止