国賓、日中が週内にも延期発表へ 天皇会見ルールを踏まえ

 日中両政府は2日、習近平・中国国家主席の4月の国賓来日に関し、週内にも延期を同時発表する方向で検討を加速させた。外国要人が国賓として日本を訪れる場合、宮内庁の慣行に基づき1カ月前までに天皇陛下との会見日程を確定させなければならないため、3月上旬をめどに方針を決める必要があると判断した。

 日中外交筋によると、日本政府は新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、習氏来日の環境は十分に整っていないとの認識を中国に伝えている。現時点で4月来日方針を堅持している習氏が、延期を最終的に決断するかどうかが焦点だ。

共同通信社 2020年3月2日 無断転載禁止