春の訪れ 米子の湊山公園でソテツのこも外し

ソテツに巻いていたこもを取り外す作業員
 暖かくなり、冬眠していた虫が動きだすころとされる二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」の5日、米子市西町の湊山公園でソテツ5株11本のこも外しがあり、青々とした葉が顔を見せ、公園に春の訪れを告げた。

 ソテツは、九州南部や沖縄など暖かい地域に自生する。同公園のソテツは、1907年に当時皇太子だった大正天皇の訪問を記念し植樹された。高さは最大約3.5メートルで、樹齢は推定370年。寒さに弱いため市が毎冬こもで覆っている。昨年は11月14日に約60枚のこもを巻いた。

 この日は同公園を指定管理する業者の6人が作業を実施した。作業員たちは脚立に上がり、はさみで縄を切り、こもを取り外した。

 市都市整備課の須山悠樹技師は「暖冬でこもの中が蒸れないか心配だったが、元気な姿が見られてよかった」と話した。

2020年3月5日 無断転載禁止