ウナギ稚魚、今年は豊漁 高騰のかば焼き値下がりも

 ウナギの稚魚「シラスウナギ」(愛知県水産試験場提供)

 昨年の漁期に記録的な不漁となったニホンウナギの稚魚、シラスウナギが豊漁だ。水産庁によると、今年の漁期前半に当たる昨年11月から1月末までの国内採捕量は8・9トンと、前年同期の0・1トンを大きく上回った。ウナギのかば焼きの価格は近年高騰してきたが、「土用の丑の日」で需要が増える夏場には昨年より値下がりの可能性が出ており、小売店や家計には朗報となりそうだ。

 採捕された稚魚は養殖池に入れて早ければ約半年で成魚として市場に出荷される。漁期前半に国内の養殖池に入れた量は輸入稚魚を含めて11・4トンと、前年同期からほぼ倍増した。中国や台湾でも採捕は順調だという。

共同通信社 2020年3月10日 無断転載禁止