イタリアの致死率、高齢化一因か 医療体制不備で拡大指摘も

 13日、イタリア・ローマで、人けのない観光名所「スペイン階段」を撮影する女性(AP=共同)

 【ローマ共同】イタリアでは新型コロナウイルスに感染した死者が14日までに1266人に達した。感染者累計1万7660人に対する致死率は約7・2%で、他国に比べ突出して高い。病状が悪化しやすい高齢者が多い人口構成が一因だとの見方や、緊縮財政のあおりを受けた人員不足など医療体制の不備が感染拡大に拍車を掛けたとの指摘も出ている。

 政府の衛生高等研究所幹部は致死率の高さについて「症状の重い人を優先的に検査しているからだ。高齢者の人口が多いという事情もある」と説明する。EUの昨年の統計によると、同国の65歳以上の割合は22・8%でEU加盟国の中で最も高い。

共同通信社 2020年3月14日 無断転載禁止