北朝鮮で新型コロナ感染拡大か 米司令官が明言、体制打撃も

 平壌市内の故金日成主席(左)と故金正日総書記の肖像画の前をマスク姿で行き交う人たち=2月27日(共同)

 【北京共同】北朝鮮で新型コロナウイルスの感染が拡大しているとの見方が強まっている。北朝鮮当局は感染者は一人もいないと主張しているが、死者が出ており、物価が上昇しているとの情報もある。事実なら金正恩体制に深刻な打撃となる可能性がある。

 在韓米軍のエイブラムス司令官は13日の記者会見で、北朝鮮軍が最近まで約1カ月にわたり活動を停止していたことを明らかにし、「閉鎖国家なので断言はできないが、感染者がいると確信している」と語った。

 北朝鮮は1月下旬以降、他国に先駆けて中国との往来遮断に乗り出したが、ウイルスの完全阻止は現実的に不可能とみられている。

共同通信社 2020年3月14日 無断転載禁止