米、コロナのワクチン囲い込みか ドイツ反発「世界で使用」

 ドイツ南部バーデン・ビュルテンベルク州の「キュア・バク」本社に掲示されたロゴ=15日、テュービンゲン(ゲッティ=共同)

 【ベルリン共同】ドイツメディアは16日までに、米国のトランプ政権が新型コロナウイルスのワクチン開発を進めるドイツメーカーと接触し、米国のみで使うワクチンを入手しようとしたと報じた。ドイツのアルトマイヤー経済相は15日、米国の囲い込み疑惑について、ワクチン研究は売り物でないと反発。ドイツ政府は世界各国での使用を念頭に置いていると表明した。

 メーカーはドイツ南部バーデン・ビュルテンベルク州の「キュア・バク」社。米国側は自国内だけで使えるワクチン入手を画策したり、同社の研究者を高額で米国のために働かせようと持ち掛けたりしたという。

共同通信社 2020年3月16日 無断転載禁止