消防局が特殊火災から命守る指針 京アニ放火殺人事件受け

 36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件を受け、京都市消防局は17日、放火など特殊な火災から命を守るための避難行動に関する指針を策定し、明らかにした。同社社員への聞き取りを基に、火災の段階に応じた避難の方法をまとめた。4月以降、事業所への指導に役立てる。

 事件では、ガソリンが使用されたことで炎や煙の回りが早く、想定した避難経路の利用が困難だったとされる。指針は出火直後の行動や危機的状況に置かれた場合など七つの項目に分類し、避難方法を示した。

 避難開始時には「消火は無理だ。今すぐ逃げろ!」など具体的な声掛けが重要と指摘した。

共同通信社 2020年3月17日 無断転載禁止