益田の女性アナら5人 絵本読み聞かせ生配信

絵本の読み聞かせを配信するフリーアナウンサーの原田笑さん=益田市内
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて臨時休校が広がる中、家庭で楽しんでもらおうと、島根県益田市在住の原田笑さん(36)ら全国の女性アナウンサー5人による絵本の読み聞かせがネット配信されている。5人はボランティアで参加しており、原田さんは「今できることをしたい」と思いを込めて臨んでいる。

 2月下旬の文部科学省の休校要請を受けて全国で広がった臨時休校により家庭で過ごす子どもが増える中、セミナーの講師派遣などを手掛ける東京の企業「アットリーチェ」(木村明日香代表)が「不安な時間を過ごす親子を癒やしたい」と、原田さんたちに声を掛けた。

 絵本のアプリ制作などを手掛ける別の会社の協力で「アナウンサーによる絵本の読み聞かせ~オンラインで読書時間~」として12日に配信開始。専用サイトのほか、ユーチューブで視聴できる。原田さんらは交代で読み聞かせの動画撮影に臨んでおり、16日から19日までの4日間は、午前11時から15分程度、視聴者と双方向通信ができるライブ配信が行われる。

 原田さんは17日、自宅のパソコン前で、幸運を独り占めせず皆で分かち合う大切さを説いた「流れ星つかまえた」などの3作品の物語をプリントしたA4判の原稿を使い、情感たっぷりに読み聞かせた。

 19日にもライブ配信に臨む原田さんは「予期せぬ臨時休校で、家で過ごさざるを得ない親子が多いと思う。私たちにできることは何だろうと考えて参加した。一人も多くの人に見てほしい」と話した。

 視聴希望者は森のえほん館(http://ehonkan.jp/)にアクセスし、問い合わせフォームから申し込む。

2020年3月18日 無断転載禁止