停職取り消し4月判決、最高裁 教諭のいじめ隠し

 兵庫県姫路市立中の柔道部であったいじめを隠すよう指示したとして、停職6カ月の懲戒処分を受けた元教諭の男性が処分取り消しなどを県に求めた訴訟の上告審弁論が19日、最高裁第1小法廷(木沢克之裁判長)であり、結審した。判決は4月27日。

 最高裁は通常、二審の結論を変更する際に弁論を開く。「停職は重過ぎる」として処分を取り消した二審大阪高裁判決が見直される可能性がある。

 弁論で、上告した県側は「二審判決は行為の悪質性の評価を誤っている」と主張。元教諭側は「(いじめ隠しの)指示は一時的な判断の誤りだった。懲戒免職の次に重い停職6カ月は異常だ」と上告棄却を求めた。

共同通信社 2020年3月19日 無断転載禁止