GHQ、旧優生保護法を容認 マッカーサーの手紙、熊本に現存

 GHQのマッカーサー最高司令官がロバート・ゲッセル氏に宛てたとされる手紙

 連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサー最高司令官が、1948年に制定された旧優生保護法を「むやみな堕胎や乳児殺しといった悪行を正す、近代的な法律だ」と容認する手紙が熊本市に現存していることが19日、分かった。

 米ミシガン大生理学科長だったロバート・ゲッセル氏に宛てたとされる手紙は50年2月27日付。熊本市の済生会熊本病院の副島秀久名誉院長(70)が86年にミシガン大に留学した際、大学の研究室にあった机を譲り受け、その中から偶然発見したという。

 敗戦直後の日本は人口が急増し、食糧難が深刻化した。手紙では、過剰な日本の人口に対する懸念を示していた。

共同通信社 2020年3月19日 無断転載禁止