安保法違憲訴訟、原告が敗訴 高知地裁、全国5件目

 集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法は憲法に違反し、平和に生きる権利が侵害され精神的苦痛を受けたとして、高知県の大学教授や戦争経験者ら32人が国に1人当たり10万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、高知地裁は24日、請求を退けた。

 原告側などによると、弁護士らでつくる「安保法制違憲訴訟の会」の呼び掛けで、全国の計約7700人が高知地裁を含む22の地裁・支部に起こした集団訴訟の一つ。いずれも請求を退けた札幌、東京、大阪各地裁に続く5件目の判決。

 原告側は「集団的自衛権の行使を容認したのは、国民が憲法の条項と内容を決める権利を否定した」などと主張していた。

共同通信社 2020年3月24日 無断転載禁止