じん肺訴訟で賠償命令、岐阜地裁 元従業員ら8人

 岐阜県飛騨市の神岡鉱山で採掘などの作業に従事、じん肺になったのは、鉱山を経営する三井金属(東京)と完全子会社の神岡鉱業(飛騨市)が粉じん対策を怠ったのが原因として、岐阜、富山両県の元従業員ら8人が両社に計約2億6千万円の損害賠償を求めた訴訟で、岐阜地裁(池町知佐子裁判長)は25日、計約9千万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 訴状などによると、両社の正社員や下請け会社の請負工だった8人は1964~2005年、坑道の掘削や鉱石の採掘、運搬などの作業に従事した。この間坑内の換気や集じん設備が不十分だったため、じん肺に罹患したとしている。

共同通信社 2020年3月25日 無断転載禁止