益田出身の川崎さん 春の院展で最優秀「郁夫賞」獲得

受賞を喜ぶ川崎麻央さん=東京・日本橋、日本橋三越
 神楽や神話を題材にした斬新なタッチの日本画を手掛ける島根県益田市出身の川崎麻央さん(32)=東京芸大職員=が、日本画の「第75回春の院展」で最優秀の「郁夫賞」を獲得した。出雲地方に根付く「国引き神話」を初めて題材に選び、既存の日本画の印象を覆してきた独自の世界観をさらに磨き上げた。「表現を貫き、評価を受けたことが自信につながる」と喜び、今後の創作活動に意欲を燃やしている。

 綱を引く国引き神話の主人公・ヤツカミズオミツヌノミコト。綱の所々にうろこがあり、先端は口を開いた数匹の大蛇のように見える。

 「自分の中にある神話のイメージを描ききった」。東京・日本橋三越の展示場に並んだ郁夫賞受賞作「国来、国来」(縦横98センチ、石州和紙)を前に、川崎さんが顔をほころばせた。

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2020年3月27日 無断転載禁止