嗅覚障害もコロナ感染の症状か 報告相次ぎ、専門家が注目

 新型コロナウイルスの感染を公表した阪神タイガースの藤浪晋太郎投手をはじめ、「味やにおいを感じなくなった」と訴える感染者が国内外で相次いでいる。仕組みは不明だが、専門家は「感染を疑うきっかけになるかもしれない」と注目している。

 においは鼻の奥の空洞である鼻腔の上部にある嗅細胞と呼ばれるセンサーが感知、神経を通じて脳に情報が伝わる。口に入った食べ物のにおいも喉を通して感知しており、味覚にも関わっている。

 感染症に詳しいけいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫医師は「ウイルスが鼻の粘膜にくっつき、においを感じる神経が働かなくなっているのかもしれない」と指摘する。

共同通信社 2020年3月27日 無断転載禁止