「次の日祭」傘鉾巡行なく 邑南

新型コロナウイルス終息を願う祝詞を奏上する富永裕博宮司(左)=島根県邑南町阿須那、賀茂神社
 島根県邑南町阿須那の賀茂神社で21日、京都の「葵(あおい)祭」の流れをくみ650年以上続くとされる例大祭「次(じ)の日祭」が行われた。新型コロナウイルス感染の広がりを考慮し、名物の傘鉾巡行は中止。拝殿で神社総代が出席し祭典のみが営まれ、富永裕博宮司が疫病退散の祝詞も奏上した。

 祭りは毎年5月21日。例年は五色の短冊をつり下げた高さ約5メートルの傘鉾が神社前の通りに繰り出し、大勢の見物客がある。総代長の斉藤真三さん(70)は「中止は初めて。コロナが終息し、来年はまたにぎやかに祭りができることを願っている」と話した。

2020年5月22日 無断転載禁止