島根県内の全小中学校が通常授業を再開

間隔を空けて机が並ぶ教室で元気に手を上げる児童たち=松江市大正町、市立中央小学校
 松江市内の公立小中学校と義務教育学校、女子高校の計52校と、島根県美郷町立の小中学校計4校で25日、通常授業が始まり、児童生徒の元気な声が響いた。新型コロナウイルスの影響で休校になっていた島根県内全ての自治体で小中学校が再開された。

 松江市内では新型コロナウイルスの感染確認が相次ぎ4月中旬に一斉休校し、今月18日からの分散登校を経て、この日再開した。

 同市大正町の市立中央小学校では、児童が地区ごとに午前7時50分から同8時10分まで時刻を10分ずつずらし、3グループに分かれて登校。横断歩道に立つ教員や見守りボランティアに「おはようございます」と大きな声であいさつした。

 教室では机の間隔を1メートルずつ離して配置。教員が屋外での授業後や昼休憩時に手洗いを欠かさず行うよう指導し「人との距離を考えながら生活しよう」と呼び掛けた。3年の檜谷結香さん(8)は「学校に早く行きたかった。図工の時間がとても楽しみ」と喜んだ。

 青山征司教頭は「再開を喜ぶ子どもたちを見て何より」とする一方で「長期休校で体力が落ちていると保護者から心配の声を聞く。心身のケアに注意したい」と気を引き締めた。

 松江市内の各校では同日から部活動や放課後児童クラブも再開した。

2020年5月26日 無断転載禁止