田んぼアート、浜田で手植え

図柄に合わせて数種類のイネを植え分けていく参加者=浜田市金城町小国
 島根県浜田市金城町小国の水田で31日、葉や穂の色が異なる複数種類のイネを植えて絵を描く「田んぼアート」の田植えがあった。地元の子どもや大人の約30人が、夏以降に「出現」するアートを思い描きながら、手植えした。

 地元の農業生産法人・藤若農産が水田に親しんでもらおうと、2011年に始め、10回目。例年は参加者を広く募っているが、今年は新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、地元からの参加にとどめた。

 小雨が降る中、参加者はキャンパスとなる縦75メートル、幅20メートルの水田で、横一列になって一斉に手植えを開始。ナイロンテープを張って区分けされたネズミの図柄に合わせ、もち米や、葉が白く育ったり、穂が赤く実ったりする観賞用イネの計5種類を植え分けた。

 絵はイネが育った夏頃から徐々に浮かび上がるといい、9月に見ごろを迎える。毎年参加している浜田市立金城中学校1年の河崎葵さん(12)は「どんなネズミの絵になるのか、秋になるのが楽しみ」と話した。

2020年6月1日 無断転載禁止