矢上高生がコロナ啓発Tシャツ 休校中デザイン考案

ソーシャルディスタンスをテーマに合田陽翔さんがデザインしたTシャツ=島根県邑南町矢上
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う5月の休校中、矢上高校(島根県邑南町矢上)の生徒99人が考えた感染予防の標語とデザインから選ばれた最優秀賞1点がTシャツになった。町特産・石見和牛の体長約2メートルを、ソーシャルディスタンス(社会的距離)とし、牛とともにデザイン。町内のショッピングセンターで100着の限定販売が始まった。

 標語やデザインは5月の約2週間の休校中、発想力や「正解のない問い」を考える力を養う課題として、普通科1、2年生が考えた。

 生徒会と教職員の審査で最優秀賞に選ばれた2年生の合田陽翔(ごうだ はると)さん(17)の作品は「人と人との間隔をあけよう」というメッセージとともに、生徒2人が牛を挟んで距離を取るユニークなデザイン。町らしさ、話題性、デザイン性など、6項目の総合評価で最高得点だった。

 Tシャツは、高校が10万円かけて製作。島根県邑南町矢上のショッピングセンター「あいタウン アベル」内の衣料品店で、1着1500円で販売しており、売り上げの20%(1着300円)が町内の社会福祉法人に寄付される。

 合田さんは「自分たちも普段から距離に気を付けている。大切なことなので、Tシャツで周知につながればうれしい」と話した。

2020年7月25日 無断転載禁止