女子ログ ランランラン活

 今年初めて、「ラン活」なるものを経験した。それはランドセルを購入する活動を指すらしい。わが家も来年度1年生になる娘のため、ラン活にいそしんだ。

 ○十年前、私の時代のランドセルといえば、女の子は赤!男の子は黒!が主流。都会から越してきた子のランドセルが茶色だったりピンクだったりすると憧れたものだ。それが今や、さまざまな色に刺しゅうや飾りも施され、ランドセルは子どもの個性を主張する一つの道具となっている。

 見た目以上に形も機能も多岐にわたり、優柔不断な私は、年始から資料を取り寄せまくって悩みに悩んでいた。小柄なわが子は試着必須のため、展示会を当てにしていたが、コロナの影響により、軒並み中止に。それなのに、材料確保のため早めに予約をしなければいけない、という窮状。

 取り寄せた資料だけが山積みになっていく中、ラン活は突然終わりを迎えた。緊急事態宣言が解除され、下見がてら近くのショッピングモールのコーナーをのぞいたところ、好きな色のランドセルを見つけた娘が「これがいい。これにする!」。母の数カ月にわたるラン活への苦悩など、どこ吹く風で、お気に入りを見つけたのだった。

 ランドセルが手元に届くのはまだまだ先だが、自分で選んだランドセル。6年間愛着をもって使ってくれるだろうと期待している。

(松江市・ぽよ美)

2020年7月27日 無断転載禁止