妖怪浮かぶ「動く影絵」 境港・水木しげるロード

商店の壁面に浮かぶ妖怪が動き回るように見える「動く影絵」=境港市本町
 鳥取県境港市の観光スポット・水木しげるロードに1日、新しい影絵がお目見えした。専用プロジェクターで映し出し、妖怪が動き回るように見える2種類の「動く影絵」。来場者が路面に加えて、商店の壁面にも浮かび上がるダイナミックな絵を見て、妖怪の世界に浸った。

 市は2018年の水木ロード新装の目玉として、鬼太郎やねこ娘など約50のキャラクターが路面に浮かぶ影絵を導入。夜間のさらなる魅力アップを狙い、同市本町の水木しげる記念館周辺に2300万円をかけて照明設備を新設した。

 新たな絵は「毛羽毛現(けうけげん)」「網切り」など路面に浮かぶ6種類と、同市出身の漫画家・故水木しげるさんの作品を収録した「水木しげる漫画大全集」に登場する鬼太郎をはじめとしたキャラクターが浮かび上がる「動く影絵」。動く影絵は物語仕立てで、ねずみ男が魔女に連れ去られる様子が映し出される。

 水木記念館前であった点灯式で、伊達憲太郎市長が「水木ロードの各店舗は新型コロナウイルスの感染防止対策をしている。安心して楽しんでほしい」とあいさつ。動く影絵が記念館や近くの商店の壁面に浮かぶと市民が歓声を上げた。

 動く影絵は毎夜浮かび、他の6種類の影絵は夏休み期間中は金曜と土曜、お盆に楽しめる。

 また、市は、新型コロナ感染防止で休止していた妖怪着ぐるみの登場について、2日から場所を記念館前庭に限定して再開する。

2020年8月2日 無断転載禁止