島根県高校総体代替大会 柔道男子 南波、輝く集大成

【柔道男子個人73キロ級決勝】内股で技ありを奪い、そのまま上四方固めで抑え込み、合わせ技一本で優勝した開星の南波大成(上)=県立武道館
 島根県高校夏季体育大会は1日、松江市の県立武道館で柔道の男子7階級、女子5階級の個人戦があり、男子73キロ級は南波大成(開星)が頂点に立った。60キロ級の畝本伊吹、81キロ級の南波魁、90キロ級の藤田拓夢、100キロ超級の西郁弥と合わせ、開星勢が5階級を制した。

 女子は3年同士の決勝となった48キロ級で、川上めい(出雲西)が優勝した。

 10、11の両日は浜田市の県立体育館でハンドボールがある。



立ち技から寝技、速攻

 立ち技から間髪入れずに寝技に入る。柔道男子個人73キロ級は、昨年の県総体を制した南波大成(開星)が、相手に余裕を与えないスピードのある攻撃で集大成を飾った。

 決勝の2分30秒すぎ、相手の仕掛けを返し、内股で技あり。反撃を許さないとばかりに、すぐに上四方固めで抑え込んだ。合わせ技一本の快勝。新型コロナウイルスで練習や大会が予定通りにできない中、意識して力を入れた練習の積み重ねが自信になった。

 「投げろ」という下田尚監督の指示に応えられず「70点」と自己評価はやや厳しめ。ただ高校最後になるとみる大会で、目指す戦いが体現できたと満足の表情を見せた。

 大学でも競技を続ける予定。追いかけるのは、県選手権13連覇の記録を持つ父・利治さん(43)の背中だ。「父のいいところを取り入れ、さらに強くなる」と前を見据えた。

2020年8月2日 無断転載禁止